山本牧場のグラスフェドへの姿勢
山本牧場で育つ牛たちは、すべてグラスフェド ― 穀類ではなく牧草を食べること ― で育ちます。北海道の大地に生い茂る、無農薬無化学肥料の自然のままの草を食べて育つ牛から搾られる乳は、香り高く、飲んでハッと違いの分かる味わいです。また、グラスフェドは味だけではなく牛乳自体の栄養価にも違いを生み出します。アメリカシアトル在住グルテンフリーライフの提案、オーガニック健康食品の提案販売を行っているトンプソン真理子氏がグラスフェドミルクの効能に関する記事 (記事はこちら)を和訳して下さったので、下記にてご紹介いたします:
牧草で育てられた牛は健康だというだけでなく、その肉やミルクは、コーンなどの穀物を与えられて育った牛よりも栄養価が高くなります。グラスフェッドの肉や乳製品はずっと多くのベータカロチンやオメガ3脂肪酸を含んでいて、それが心臓病と同時に認知症も予防すると言われています。オメガ3は、アレルギーや喘息のような炎症系の症状を軽減します。また、グラスフェッド食品はCLA(共役リノール酸)の割合が高く、それは痩身に貢献したり、抗がん作用もあるものです。
きちんと管理されたグラスフェッド農場では、牛は定期的に新鮮な牧草地へと移動されられていて、環境的な恩恵もあります。牛糞は土地を肥やし、牧草の成長を良くして、それが回りまわって、侵食や水の汚染を減らすのです。
養老牛放牧牛乳オメガ3、オメガ6脂肪酸量比較
オメガ3脂肪酸 | オメガ6脂肪酸 | ||
養老牛放牧牛乳 | ㈱北炭環境センター(20/2/7検査) | 0.9 | 1.7 |
普通牛乳 | 文科省7訂日本食品標準成分表より | 0.4 | 2.8 |
単位:g/脂肪酸送料100gあたり
試験方法:ガスクロマトグラフィー